マンションの売却で「仲介」ではなく「買取」を選択。それって損?それとも得?

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『マンションを売却。「買取」「仲介」徹底比較』の記事では、比較表を用いて「買取」と「仲介」の長所と短所をお伝えしました。しかし、「買取」というと早く・確実に売却できるみたいだけれど、結局のところ、売りたい人にとって損なの?得なの?」という点がもっとも気になる点ではないでしょうか。

ここでは、さまざまな角度から「買取」が損なのか得なのかという点について見ていきたいと思います。

 

かかる費用や手元に残るお金を計算してみる

【買取と仲介の比較】

事例A(買取) 事例B(仲介)
所在 東京都江東区有明
間取り 2LDK
専有面積 55㎡
築年 20年
成約までの想定期間 1ヶ月 3ヶ月
取引額売り出し時 3,611万円 4,013万円
潜在費用合計
小数点以下四捨五入
18万円 423万円
潜在費用内訳 ⚫管理費・修繕積立金:3万円
⚫駐車場料金・その他:3万円
⚫固定資産税:1.5万円
⚫住宅ローン返済額:10万円
→1ヶ月分
⚫管理費・修繕積立金:9万円
⚫駐車場料金・その他:9万円
⚫固定資産税:4.5万円
⚫住宅ローン返済額:30万円
→売却するまでの3ヶ月分
⚫価格交渉額:241万円※1
⚫仲介手数料:129万円
※1 売却できないために、販売価格を見直す際に差し引かれる金額のこと
「仲介」の場合、買主がすぐに見つかるのであれば、仲介手数料はかかるものの取引額が「買取」よりも上回るケースが多いという点が注目ポイントです。しかし、仲介会社に、表の例のように合計129万円(税込)の仲介手数料を支払うことになります。つまり、取引額が高くてもその分手数料の支出がかさむということなので、この点は予め認識しておくようにしましょう。
また、管理費・修繕積立金、駐車場料金・その他、固定資産税、住宅ローン返済額はそれぞれにかかりますが、これらは毎月かかってくるものなので、販売活動が長引くほどかさむことになります。この点から考えると、「いつ売却できるかわからない」という「仲介」は、思っていた以上に費用がかかる可能性があることは覚えておきましょう。

さらに「仲介」は不特定多数の購入希望者の内見を経て売却となります。「少しでも印象を良くしたい」という気持ちから、自分でリフォームをした後に査定し、販売活動に入るという方も少なくなく、その場合はリフォーム費用、リフォーム中や住み替え先が決まるまでの仮住まいにかかる賃料や敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用、仮住まい先への引越し費用などがプラスされることになります。

リフォーム期間や販売活動期間がある程度必要という点や、なかなか売却できない場合は取引額の見直しを検討する必要があるという点も覚えておきましょう。

一方で「買取」の場合は、最初に提示された費用以外はほぼかからないと考えていいでしょう。いつ・いくらで売却できるのかというストレスもないという点、つまり計画通り・想定通りに売却できるという点が特徴と言えます。

かかる費用や手元に残るお金を計算してみる

損か得かは費用や金額だけでは測れない

取引額が仲介よりも低い可能性があるという点だけをみると、「買取」では損をした気分になるかもしれませんが、費用・仲介手数料・リフォームやリフォーム時の仮住まいにかかる費用、新しい住居への住み替えに際しての資金計画が決まらないなど総合的に考えた場合はいかがでしょうか。また、毎週末に内見が入るという期間が続くというのも売主様にとってはストレスの原因となることもあります。

マンション売却は金銭面の損か得かということだけでは測れません。売却時にはそれぞれが納得する方法を選び、満足する結果を得て下さい。
損か得かは費用や金額だけでは測れない

※掲載の情報は2019年11月現在のものです

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