マンション売却で「買取」を選択。損?それとも得?

img-select-purchase-01.jpg

『マンションを売却。「買取」「仲介」徹底比較』の記事では、表を用いて「買取」と「仲介」の違いについてお伝えしました。でも結局のところ、「買取」というと早く・確実に売却できるみたいだけれど、結局損なの?得なの?」という点が気になる方も多いでしょう。ここではさまざまな角度から「買取」が損なのか得なのかという点について見ていきたいと思います。

かかる費用や手元に残るお金を計算してみる

【買取と仲介の比較】

事例A(買取) 事例B(仲介)
所在 東京都江東区有明
間取り 2LDK
専有面積 55㎡
築年 20年
成約までの想定期間 1ヶ月 3ヶ月
取引額※1売り出し時 3,611万円 4,013万円
潜在費用合計
小数点以下四捨五入
18万円 423万円
潜在費用内訳 ⚫管理費・修繕積立金:3万円
⚫駐車場料金・その他:3万円
⚫固定資産税:1.5万円
⚫住宅ローン返済額:10万円
  →1ヶ月分
⚫管理費・修繕積立金:9万円
⚫駐車場料金・その他:9万円
⚫固定資産税:4.5万円
⚫住宅ローン返済額:30万円
  →売却するまでの3ヶ月分
⚫価格交渉額:241万円※2
⚫仲介手数料:129万円
転居収支概算
(取引額―潜在費用合計)
3,593万円 3,590万円
※1 リナプス・シミュレーターによって試算した結果
※2 売却できないために、販売価格を見直す際に差し引かれる金額のこと
※本シミュレーションにおける計算結果は、実際の取引条件等を保証するものではありません
※本シミュレーションは簡便的な方法により計算しているため結果は概算値であり、実際とは異なる場合があります

「仲介」の場合、仲介手数料はかかるものの取引額が「買取」よりも上回るケースが多いという点が注目ポイントです。しかし、仲介会社に、表の例のように合計129万円(税込)の仲介手数料を支払うことになります。つまり、取引額が高くてもその分手数料の支出がかさむということなので、この点は予め認識しておくようにしましょう。管理費・修繕積立金、駐車場料金・その他、固定資産税、住宅ローン返済額はそれぞれにかかりますが、これらは毎月かかってくるものなので、販売活動が長引くほどかさむことになります。この点から考えると、「いつ売却できるかわからない」という「仲介」は、思っていた以上に費用がかかる可能性があることは覚えておきましょう。

また、「仲介」は不特定多数の購入希望者の内見を経て売却となります。「少しでも印象を良くしたい」という気持ちから、自分でリフォームをした後に査定し、販売活動に入るという方も少なくなく、その場合はリフォーム費用、リフォーム中や住み替え先が決まるまでの仮住まいにかかる賃料や敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用、仮住まい先への引越し費用などがプラスされることになります。リフォーム期間や販売活動期間がある程度必要という点や、なかなか売却できない場合は取引額の見直しを検討する必要があるという点も覚えておきましょう。

一方で「買取」の場合は、最初に提示された費用以外はほぼかからないと考えていいでしょう。いつ・いくらで売却できるのかというストレスもないという点、つまり計画通り・想定通りに売却できるという点が特徴と言えます。

かかる費用や手元に残るお金を計算してみる

損か得かは費用や金額だけでは測れない

取引額が仲介よりも低い可能性があるという点だけをみると、「買取」では損をした気分になるかもしれませんが、費用・仲介手数料・リフォームやリフォーム時の仮住まいにかかる費用・売却までの期間・売れるか売れないかのストレスなど総合的に考えた場合はいかがでしょうか。また、毎週末に内見が入るというのも売主様にとってはストレスの原因となることもあります。
損か得かということは、費用や金額だけでは測れません。売却時にはそれぞれが納得する方法を選び、満足する結果を得て下さい。
損か得かは費用や金額だけでは測れない

※掲載の情報は2017年9月現在のものです

買取り価格を知りたい買取り価格を知りたい
不動産買取コラム不動産買取コラム
売却をご検討の方はこちら売却をご検討の方はこちら
リナプスのリノベーションマンションリナプスのリノベーションマンション