2016年 東京23区の中古マンション不動産市況は?

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一次取得を考えている層が求める価格帯の新築マンションの数が減少している中、比較的手頃な価格で手に入れられる中古マンションを検討する方が増えています。2013年を境に中古マンションの価格は上昇傾向にありますが、今回は2016年7月のデータを参考に東京都区部の中古マンション市況を見ていきましょう。

中古マンションの成約件数、成約㎡単価とも前年比プラスという結果

(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の「月例速報マーケットウォッチ・サマリーレポート」によると、東京都区部の中古マンション成約件数は1,289件で前年比は113.1%となっています。今年に入ってから3月を除き前年同月を上回っているという状況です。成約㎡単価は2012年10月から46ヶ月連続で前年同月を上回っており、7月は 69.5万円/㎡となっています。
このように成約㎡単価は前年を上回り続けていますが、新築マンションと比較すると手頃な価格である点なども手伝ってか、成約件数の上昇につながっているものと思われます。

東京都区部中古マンションの成約件数、成約㎡単価とも前年比プラス

また、新築マンションや一戸建てでは探すことのできない駅から近い物件が売りに出されるケースも多く、長期的な資産価値という面からみてもメリットを感じて購入している人が増えているようです。最近は、主に物件を元の状態に近づけることを目的としたリフォーム物件に加えて、より生活しやすい空間の実現を目的とした、大胆な間取り変更などを行ったリノベーション物件も多くなっています。中古=汚い・設備が古いというようなマイナスイメージをあまり感じさせない中古マンションが増えてきていることも、成約増に一役買っているのかもしれません。

今後の市況はさまざまな要素を加味して判断

2016年7月の時点では、比較的動きは活発と分析できますが、
● 今後の消費税増税
● 中古マンションの価格上昇が続いた場合の、一次取得者層の希望購入価格との乖離
など、不動産市場の活性化に足かせとなってしまうような要素も見られるようになってきました。一方2020年の東京オリンピックへ向けて、インフラの整備が進むなど市場の活性化につながるようなメリットもあります。
さまざまな要素がどういった動きを見せていくかによって状況は変わっていくため、今後の市況を読み解くことは難しいというのが正直なところです。但し、中古マンションの売却を考えている場合は、現在の状況を加味すると、売りどきと捉えてもいいでしょう。

売却を考えている場合は、適切なタイミングで

総務省の報告によると、東京23区が含まれる東京圏の人口は全国の約3割を占めています。一次取得者層に該当する年齢が含まれる20歳~29歳の流入が多いことも加味すると、需要はまだまだ高いエリアと言えます。23区内で中古マンションを所有していて、住み替えを考えている方は、比較的高い値段で売却できるこの時期を逃さないように、不動産会社に相談してみるといいでしょう。

売却を考えている場合は、適切なタイミングで

※掲載の情報は2016年8月現在のものです

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