トータルで見ると違う。「買取」金額は安いだけじゃないって本当?

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「仲介」に比べて、比較的安い価格で取引きされると言われている「買取」。その点がデメリットとして取られがちですが、トータルでかかるお金のことを考えてみると、本当にそうなのでしょうか。ここでは、「仲介」で売却した場合を例に挙げながら、「買取」との違いを見ていきたいと思います。

室内の汚れや劣化が気になるため、リフォームをしてから販売過活動を通じて売却

都内に住むCさんは、子どもたちが自立したので、もう少しコンパクトなマンションへの買い替えをすることにしました。今まで住んでいたマンションは築30年。住宅ローンはあと5年残っている状態です。自然についた汚れだけでなく、そのままにしている壁の剥がれや、子どもが小さい時に書いてしまった壁の落書きなどがそのままになっているところも。駅から少し距離があるので、「これでは売却が難しいかな」と考えたCさんは全面リフォームをしてから、「仲介」で売却をすることにしました。買い替え先が決まっていない状況だったので、リフォーム中は仮住まいのアパートを借りて過ごすことに。リフォーム期間と売却までの期間、そして買い替え先が見つかるまでに6ヶ月の時間を要しました。

【このケースでかかるお金】
※契約時に必要な印紙代や新居への引越し費用など、「買取」でもかかる費用は下記に含みません
●リフォーム費用
●リフォーム中や買い替え先が決まるまでの仮住まいにかかる賃料。敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用
●仮住まい先への引越し費用
●売却時の仲介手数料
●住宅ローンの返済費

Cさんのようにリフォーム後に販売活動をして売却をするケースでは上記のような費用がかかりますので、「売却価格=手に入るお金」ではないという点は認識しておかなければなりません。リフォーム費用は範囲にもよりますが場合によっては数百万円はかかることを想定する必要がありますし、仲介手数料は例えば4,000万円で売却できたとしたら、126万円(税別)がかかります。「買取」は「仲介」よりも安い値段での取引きとなると言われていますが、かかる費用を加味した場合は、最終的に手元に残るお金には大差はない、もしくは「買取」の方が多いケースも考えられます。

室内の汚れや劣化が気になるため、リフォームをしてから販売過活動を通じて売却

お金以外の負担を感じることも

高く売却できる可能性があるからと「仲介」を選択した場合でも、長期に渡り売却できない時は販売価格の見直しをしなくてはならないことも。それでも売れなかった場合は、希望金額よりも低い値段で不動産会社に買取ってもらったというお話もよく聞きます。他にも、販売活動期間に不特定多数の見学があり、売却が決まるまで全く家でくつろげなかったなど、精神的な負担を感じた方もいらっしゃるようです。
買主から値段交渉が入ってしまった、高く売却できたと喜んだのも束の間、引き渡し後に瑕疵がみつかりその補修費用を負担しなくてはならなくなったなど、想定外のことが起きてしまった事例もあります。

お金以外の負担を感じることも

「買取」という方法も視野に入れた売却を

「買取」は売却価格が安いから・・・という理由で選択したくないという方もいらっしゃるようですが、トータル的に見た場合は負担が少ないという判断ができる場合もあるようです。「買取」のメリットは、いつ・いくらで売却できるのか、本当に売却できるのだろうか?といったストレスを感じなくてすむ点です。想定外の出費もないので、売却をすぐに済ませてすっきりしたい方は、是非「買取」を検討してみてください。

「買取」という方法も視野に入れた売却を

※掲載の情報は2016年10月現在のものです

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